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ガラスびんリサイクルって、いったいどういう仕組みになっているのだろう?そんな疑問にやさしくお答えします。
Q1.使い終わったあきびんは、どこへ出せばいいの?
Q2.びん入り商品を買ったところに、あきびんを返してもいいの?
Q3.あきびんをリサイクルに出す時に注意することは?
Q4.どうしてあきびん以外のものを混ぜちゃいけないの?
Q5.回収されたあきびんはどこへ行くの? 
Q6.どれくらいの量のカレットが、ガラスびんの原料になっているの?
Q7.カレットをガラスびんの原料に使うと、どんなメリットがあるの?
Q8.あきびんはガラスびんの原料以外にも利用されているの? 
Q&A
Q1.使い終わったあきびんは、どこへ出せばいいの?A1.各市町村で決められた回収ステーションに出してください。
それぞれの市町村では、地区別に資源ごみを回収するステーションが設けられています。排出方法は地域により異なりますので、よく確認してあきびんを出してください。また、あきびんの回収ボックスを設置しているスーパーマーケットなどもあります。買い物のついでに出すのもいいでしょう。
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Q2.びん入り商品を買ったところに、あきびんを返してもいいの?A2.お酒屋さんなど、引き取ってくれるお店もあります。
びん入り商品を売っているすべてのお店が、あきびんを引き取ってくれるわけではありません。ご注意ください。ガラスびんの中には、ビールびんや牛乳びんのように、使い終わったら洗ってくり返し使うリターナブルびんがありますが、それらのあきびんはお店に戻すのが基本です。
ビールびんはお酒屋さんへ、牛乳びんは牛乳屋さんへ、ということです。
ちなみにビールびんには保証金が付いていて、あきびんを戻すと容器代として、1本5円(特大びん以外)が返ってきます。
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Q3.あきびんをリサイクルに出す時に注意することは?A3.キャップを取って、中をさっと洗って、あきびん以外のものを混ぜないでください!
あきびんをリサイクルに出すときの基本ルールは、キャップを取って、中をさっと洗って、あきびん以外のものを混ぜないことです。但し、あきびんの排出方法は様々で、あきびんをすべて同じ回収コンテナに入れる方式や色別に分けて入れる方式など、それぞれの市町村により違いがあります。自治体で発行しているパンフレットやポスターで確認するか、自治体に直接問い合わせた方がよいでしょう。いずれにしても、回収ステーションは、あきびんが資源になるかゴミになるかの分かれ道です。きちんとルールを守ってください!
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Q4.どうしてあきびん以外のものを混ぜちゃいけないの?A4.欠陥びんの原因になります!
あきびんは細かく砕かれて、ガラスびんの原料に加工されます。キャップ、耐熱ガラス、陶磁器など、あきびん以外のものが混ざったまま原料になってしまうと、新しくつくるガラスびんの強度に大きく影響します。
ほんの小さな破片が混ざっただけで、ガラスびんの破損につながることがありますので、あきびんはあきびんだけで出してください。とくに耐熱ガラスなどが混ざってしまうと、取り除くのが大変むずかしくなり、最終的に欠陥びんの原因になります。
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Q5.回収されたあきびんはどこへ行くの?A5.資源化センターなどに集められた後、カレット工場または洗びん工場へ送られます。
まず資源化センターなどで、リサイクルされるワンウェイびんとくり返し使うリターナブルびんに分けられます。ワンウェイびんはガラスびんの原料に加工するためにカレット工場に送られ、リターナブルびんはびんを洗うために洗びん工場へ送られます。私たち硝和ガラスは、あきびんを資源化センターから回収してガラスびんの原料に加工する会社です。
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Q6.どれくらいの量のカレットが、ガラスびんの原料になっているの?A6.カレットの利用率は90%を超えています。
消費者の環境意識が高まったことと、容器包装リサイクル法というリサイクルを義務づける法律が制定されたことにより、あきびんの回収量がぐんぐんアップしてきました。今ではカレット利用率(ガラスびん原料に占めるカレットの割合)が90%を超えていて、カレット100%でつくられるエコロジーボトルも登場しています。
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Q7.カレットをガラスびんの原料に使うと、どんなメリットがあるの?A7.省資源,省エネルギー、CO2の排出量も削減されます。
まず第一に、ガラスびんの主原料となるけい砂、石灰石、ソーダ灰などの貴重な天然資源を節約できます。また原料を溶解炉で溶かす時間が短縮され、重油などのエネルギーが節約でき、さらに地球温暖化の原因といわれているCO2の排出量を削減することができます。ちなみに原料を100%カレットにすると、約25%省エネルギーとなり、約50%のCO2排出量が削減できます。
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Q8.あきびんはガラスびんの原料以外にも利用されているの?A8.断熱材になったり、道路になったりしています。
あきびんは、ガラスの特性を生かすことにより、資源として様々な用途に利用できる可能性を持っています。現在もっとも需要があるのが、断熱材などに利用されるグラスウールで、その他にアスファルト舗装やタイルなどの原料としても使われています。また、あきびんを砂状に加工し、砂の代替品として埋め戻しに使われたり、排水効果を利用してグランドの造成などにも使われています。
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